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与信管理の方法

このページでは、貸倒リスクを低減させるために必要な取引信用保険と与信管理の方法についてまとめています。

押さえておくポイント
チェック連鎖倒産しないために、その企業と取引する前に企業を見極めることが重要です。
チェック取引先が倒産の危険が無いか見極める4つのポイントをチェックしましょう。

与信管理のポイントは事前&継続の調査

与信管理はしっかりやりましょう取引先の倒産のあおりを受けて自社までもが倒産してしまう「連鎖倒産」というのは、言わばドミノ倒しのようなもの。

そんな連鎖倒産を防ぐための最良の方法は、倒れるドミノ牌の後ろに立たないこと(=倒産する会社と取引しないこと)だと言えます。

その会社が「倒れる危険のある会社」なのか、それとも「安全な会社」なのか、新規の取引を開始する前にきちんと見極めることが、与信管理の第一歩となります。

取引先の危険度を見極める際に、いくつかのチェックポイントがありますのでご紹介します。

倒産の危険度を見極める方法とは

1.その会社が本当に実在しているかどうかの調査

その会社が本当に実在しているか調査「えっ、そんなところから?」と思われる方もいるかもしれませんが、実体のない会社と知らずに取引を開始して、商品だけを搾取されてしまったなんていうのも、実はよくある話だったりします。

2.内部環境の調査

内部環境には定量情報と定性情報があり、定量情報というのは決算書などの数字に表れる情報で、定性情報というのは経営者の能力や会社の評判といった、数字では表せない情報のことを指します。

3.その会社の外部環境の調査

どんなに内部環境の良い会社であったとしても、業界自体が斜陽傾向にあるなど、外部環境が悪ければやはり倒産のリスクは免れません。

ちなみに、新規に取引を予定している先が情報開示に積極的な会社であれば、公開されている情報に基づき調査・判断をすることができますが、そういう会社ばかりでは決してありません。その場合は、帝国データバンクや東京商工リサーチといった信用調査会社を利用するのも手でしょう。

4.継続性という視点を持つ

会社の継続性をチェック与信管理を行ううえで「継続性」という視点も欠かせません。取引を開始した時点では「安全な会社」と判断された取引先も、数ヶ月後には「倒れる危険のある会社」になっている場合もあります。

急激な取引量の増加や、期日までの入金の有無については定期的かつ継続的にチェックする必要があります。

以上、4つのポイントを徹底しても、倒産が発生するときには発生してしまうのが貸倒です。

未然に対策をとることは、もちろん大切ですが、いざ発生したときにその影響を最小限に抑えるための手立てをあらかじめ講じておくことも同じくらい重要です。

たとえば取引信用保険に加入するなどして、資金面の対策を立てておくなどリスクヘッジをしておくといざというときに安心です。