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費用について

このページでは、取引信用保険にまつわるお金に焦点を当てて、「保険料」と「保険金」について解説しています。

押さえておくポイント
チェック取引信用保険の保険料は、保険をかける対象企業の信用状況などによって算出されます。
チェック支払われる保険金の額は、原則として「取引先ごとに設定された支払限度額」の範囲内となります。

気になる「保険料」と「保険金」の額について

保険料と保険金について教えます自社の売上債権を守るための手立てとして取引信用保険が非常に有用な手段であることは誰もが頷くところかと思います。

いっぽうで、皆さんが気になるのはおそらく「保険料」ではないでしょうか。

取引信用保険は、取引先の倒産などに伴い回収不能になった売上債権の損失分をカバーしてくれる、とても心強い保険プログラムです。

とは言え、そのために支払うべき保険料が高すぎるようでは、資金に余裕がない個人事業主や中小企業は、そもそも加入することさえ難しいでしょう。

取引信用保険の保険料は、経済情勢、保険をかける対象企業の業界動向や信用状況、そして保険金の支払限度額の設定などを踏まえ、保険会社がそれぞれに定めた料率に基づき算出し決定されます。

まさにケースバイケースであるため、取引信用保険の保険料について具体的な数字を示すのは難しいのですが、おおよその目安としては取引先企業の売り上げ高の0.1~0.4%といったあたりをイメージすれば良いと思います。

気になる保険金について注意すべきこと

保険金について注意点を教えます取引信用保険のお金にまつわる話として、「保険料」と並んでもうひとつ気になるのが「保険金」

冒頭でも述べたとおり、取引信用保険は、取引先の倒産などに伴い回収不能になった売上債権の損失分をカバーしてくれるわけですが、決して「全額」ではない点に注意が必要です。

取引信用保険で支払われる保険金の額は、原則として「取引先ごとに設定された支払限度額」の範囲内となっています。

限度額いっぱいまでは確実に支払われるかというと必ずしもそうではなく、「損害の額×縮小支払割合」と「取引先ごとに設定された支払限度額」を比べて、いずれか小さいほうが実際に支払われる保険金の額となります。

たとえば、損害額が1億円、縮小支払割合が90%、支払限度額が7,000万円だったとします。その場合「1億円×90%=9,000万円」よりも、支払限度額の7,000万円のほうが小さいので、保険金の額は7,000万円ということになります。

ちなみに、これは新規に取引信用保険の契約を締結したケースであり、継続の場合には、支払われる保険金の算出方法はまた少し違ってきます

事前の見積もりに関しては、無料で行ってくれる保険会社がほとんどなので、保険料や保険金について、自社に即した、より正確な額が知りたいという方は、一度見積もりを依頼してみると良いと思います。