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取引信用保険とは

このページでは、日本ではまだあまり知られていない「取引信用保険とは」について、わかりやすく解説しています。

押さえておくポイント
チェック取引信用保険とは、取引先企業が倒産などにより売り上げの回収が不能になってしまった場合に、保険金によって損害の一部をカバーしてくれる保険です。
チェック与信管理のために、個人事業主や中小企業こそ加入すべき保険です。

経理担当者ならぜひとも知っておきたい!取引信用保険とは?

取引信用保険とはの疑問に答えます取引信用保険をわかりやすく言うと、取引先企業が倒産するなどして売上債権(売掛金や受取手形など)が回収不能になってしまった場合に、その損害の一部が保険金によってカバーされる保険プログラムのことです。

ヨーロッパにおいて100年以上もの歴史を持つ伝統的な保険プログラムです。

日本においてもバブル崩壊以降、企業の倒産が相次いだことから大きな注目を集めるようになりました。そして極めつけは、2008年のリーマンショックに端を発する世界的な金融危機。

個人事業主や中小企業にもおすすめな取引信用保険これによって取引信用保険はグローバルな保険プログラムとして急速に普及しました。

このような成り立ちからもわかるように、これまでの取引信用保険とは、世界をまたにかけてビジネスを行う国際企業や、多額の売上債権を抱える大企業のための保険といった側面がありました。

しかし最近では、個人事業主や中小企業でも加入することのできる使い勝手の良い取引信用保険が登場しており、今ふたたび関心が高まっています。

日本では取引信用保険の知名度はまだ低い?

取引信用保険を詳しく教えます日本、とりわけ中小企業の与信管理者(経理・総務担当者)の間で、取引信用保険の知名度はまだまだ低いのが実情です。

そこで、「そもそも取引信用保険とは何ぞや?」といったところから、話を進めていきたいと思います。

企業間の取引においては、まずは売主が商品やサービスを提供し、その後(場合によっては数ヶ月後)、買主が代金を支払うのが一般的です。

つまり売主の立場からすれば、商品を売ったはいいものの、売上代金を数ヶ月後に必ず回収できるとは限らないわけです。もし取引先が突然倒産してしまった場合、こうした貸倒(かしだおれ)のリスクを常に背負うことになります。

もしもの時に役立つ取引信用保険

もしもの時に役立つ取引信用保険上記で述べたように与信管理や連鎖倒産防止のための保険こそが取引信用保険というわけです。取引先との信用状態は変わっていくものです。取引信用保険は取引先の債務不履行や倒産など、売掛金が回収できない場合のいざというときの備えになります。

取引信用保険には、定型プランやオーダーメイドプランなどいくつかの種類がありますが、「保険」であることに変わりはありませんので、基本的な仕組みはどれも同じと考えて問題ないです。

取引信用保険を販売する保険会社との間で保険契約を結び(=保険料を支払い)、万が一、売上債権を回収することができない事態に陥ってしまった場合には、限度額の範囲内で保険金を受け取ることができます

貸倒による損失を、一定額の保険料負担といった形で保険に転嫁することができるので、会計処理的な側面で言えば、この取引信用保険には費用を平準化することができるといったメリットもあります。