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保険の範囲

このページでは、取引信用保険の仕組みと「倒産」以外の事由でも保険金が支払われるケースがあることについて解説しています。

押さえておくポイント
チェック取引信用保険は、倒産以外の理由でも保険金が支払われる場合があります。
チェックただし、保険会社ごとに対応が異なるので注意が必要です。

「倒産」以外でも、保険金が支払われることがある!?

倒産以外の事由でも保険金が支払われることがあります取引先の倒産に伴い売上債権が回収不能に陥った際の“セーフティネット”として注目を集める取引信用保険ですが、「倒産」以外の事由でも、保険金が支払われるケースがあることはあまり知られていません。

たとえば「取引先が突然夜逃げをしてしまった」といったような場合にも、取引信用保険の保険金は支払われることになります。

ただし、倒産以外の事由でも保険金が支払われるか否か、そして具体的にどのようなケースであれは保険金が支払われるのかについては、保険会社ごとに対応が異なるので、一概に「こう!」だと言えない面もあります。

皆さんに具体的なイメージを持ってもらえるよう、とある大手保険会社の取引信用保険を例に、倒産以外で保険金が支払われるケースをご紹介したいと思います。

保険金が支払われたケース

  • 債務者が取引金融機関または手形交換所の取引停止処分を受けた場合
  • 債務者の財産につき矯正換価手続が開始された場合、仮差押命令が発せられた場合または保全差し押さとしての通知が発せられた場合
  • 債務者の相続人の全員が相続の限定承認もしくは相続の放棄の申述をした場合または財産分離の請求がなされた場合
  • 債務者がその財産につき管理人を置かないままその住所または居所を去った後1年間を経過してもその債務者の生存が確かめられない場合

保険金のイメージこれらに加えて、いわゆる法的整理(破産手続き、民事再生手続き、会社更生手続き、特別清算)や、延滞事故(取引先が債務の弁済期日から一定期間を経過しても債務を履行しない)が発生した場合なども、保険金が支払われます。

箇条書きにまとめてみましたが、取引信用保険の補償内容は、一読しただけではわかりにくいと思います。また特約を付けるかどうかによっても、補償内容は大きく異なってきます

詳細は普通保険約款・特約に記載されているので、そちらを参考にするとともに、保険会社・代理店の担当者に直接確認してみると良いでしょう。